◇申し込み前にSNSで拡散はしない
どんな企業も広告費がかからないSNSでの拡散を狙っています。
そのため、ランディングページ(LP)内でSNSボタンを設置しているケースがほとんどです。
でもそこにSNSボタンを設置しても拡散されません。
ユーザーの行動を考えればわかるのですが、まだ買ってもいない段階でSNSで拡散しようとは思わないですよね。
そもそも買おうか悩んで見ている人なんですから。
しかも誤ってSNSボタンを押してしまい、ページが切り替わったら、、、
下手をすると、また前のページに戻って買おう!なんてモチベーションは起こらずに離脱されてしまいかねません。
ユーザーはクリック毎に離脱率が上がることがわかっていますから、そのリスクを負ってまでこのタイミグで申し込み以外のボタンは設置しないほうがいいのです。
ではどのタイミグなら最も効果的なのか。
◇心理学的にもこのタイミングでSNS紹介を狙え!
結論から言うと、最もSNS拡散に効果的なのは”申し込み後”です。
商品を使う前に人に紹介する人がいないように、ネットでも申し込む前に紹介する人はいません。
でも商品を申し込んだ後なら、例え使う前だったとしても自分が買った商品はいいものだと思いたいという心理が働くため、はるかに拡散されやすくなるんです。
つまり申込完了画面にSNSボタンを設置して、あなたが買った商品は良いものですよね。紹介しませんか?と提案するんです。
自分がお金を払って良いと思ったものは他人にも認めてほしい。
そんな状態のときにSNSボタンを置いておくことで拡散されやすさは格段に上がるのです。
多くの申込完了画面は「ご購入ありがとうございました。」のみを伝えるものになっています。
これはもったいありません。
このタイミングこそ拡散してもらいやすいチャンスなのです。
ランディングページからいかに少ないクリック、画面遷移で申込いただくか。
そこからいかに最適なタイミングで拡散してもらう導線を引くか。
こういった部分をユーザーの心理を踏まえて実行することで、広告からのコンバージョン率(行動)が劇的に変わります。