SNS運用のコツ

インスタグラム運用の戦略とやってはいけないこと3選。

Instagramは国内の利用者が3,300万人以上いて、その拡散力、利便性から今やビジネスに欠かせないSNSとなっています。

今やグーグル検索せずにインスタやTikTokで調べて、気になったお店を発見、インスタ上で予約できる店舗もあり、HPすら見ずにインスタだけで完結してしまう例もあるほど。

そんなインスタグラムの運用ですが、慣れていないとどう運用して良いかわからないといった不安もあると思います。

そこで、今回は現時点でのインスタグラムを運用する上でのポイントをお話しします。

◇戦略・コンセプト

当然ですが、何も考えずただ投稿して上手くいくほど甘くはありません。

市場が大きい分、競合も多く参入していると考え、独自のポイントを効果的に打ち出していく戦略を決めましょう。

フィットネスのカテゴリであれば、競合が非常に多く飽和している市場です。

そこに、コンテスト優勝等の権威性も無く、筋トレやダイエットのコツを投稿しても埋もれて見られないでしょう。

それよりも、独自性や見せ方を尖らせて投稿するほうが、「刺さる」投稿になります。

例えば、
・キャッチ―な着ぐるみを着て腹筋ローラーだけで、100日後に腹筋を割る
・鶏むね肉を使ったレシピだけを投稿する

など企画性や戦う土俵を絞った戦略ですね。

ニーズは絞られますが、逆に言えばそのニーズの人には「刺さる」確立が非常に高いため、最初は特にこの戦略が有効と言われています。

こういった自身のカテゴリで埋もれないための戦略・コンセプトを決めて、「刺さる」企画を考えましょう。

◇インスタでやってはいけない行動3選!

1.相互フォローでフォロワーを増やす

この相互フォローについては昔は通用した戦略で今でも行っている人が多い戦略です。

ただし、最近では自身のカテゴリと関係ないアカウントにフォローを大量に行って増やす行為はあまり良くないと言われています。

インスタグラムの理念は「大切な人や大好きなこととあなたを近づける」ということです。

つまり、関係のないアカウントを短期間で大量にフォローする行為は不自然でインスタのアルゴリズムで評価されずらいと言われているんですね。

しかもこれはユーザーからも一目でわかってしまうので、印象も良くありません。

こちらからのフォローよりもフォロワーのほうが少ない場合、一発でわかってしまいますよね。

中でも相互フォローで最もやってはいけないのが、フォローを外すということ。

以前は通用していたようですが、現在はインスタ側がつながりをなくす行為を嫌って、フォローを外す行為をしたアカウントの投稿を拡散しない傾向があると言われています。

仮に相互フォローでフォロワーを増やしたのであれば、フォローを外す行為はやめましょう。

2.統一感のない投稿

次に初心者がやってしまいがちなのが、色んな分野の投稿をするということです。

一見色んな投稿がされていると、活動的で面白いアカウントに見えるかもしれませんが、これが通用するのは芸能人や有名人だけです。

というのもまずカテゴリを統一しないと何をやっている人かがわからなくなります。

そもそも知られていないのに、関連性のない投稿をしていると何をやっている人なのかわからずにフォローがされにくくなります。

また、フォローされたとしても、エンゲージメントと言ってフォロワーの反応率が下がってしまいます。

つまり、投稿しても「いいね」や「コメント」が少なくなってしまうんですね。

そのため、まずは投稿するカテゴリ、統一感のある投稿で誰が投稿しているかわかる運用をこころがけましょう。

3.リサーチせずに始める

最後に、意外と多いのが、このリサーチせずに始めるということ。

当たり前ですが、自身の投稿するカテゴリのアカウント、投稿、伸びているアカウントや投稿は必ずチェックしておきましょう。

また、インスタだけでなく、TikTokやYoutubeなど、他のSNSでの投稿も参考になります。

インスタでは流行っていないけど、TikTokでは流行っているものや、逆にインスタで流行っていてその他のSNSでは流行っていないものなどを分析することで戦略の大きなヒントになることがあります。

また、SNSはデジタルの媒体ですが、アナログの媒体からヒントを得るのも有効です。

例えば、本屋で自分のジャンルの表紙のチェックをして参考にすることです。

本や雑誌は出版社やデザイナーがお金をかけて分析して、効果的なものにしているプロの仕事です。

これをサムネデザインや投稿に応用することで、効果的な投稿をする大きなヒントになります。