最近のネット広告のクリック率は平均0.1%前後です。
つまり1000人に1人しかクリックされていないということ。
他の媒体に比べてネット広告は無視されやすい。
その理由はネット利用者は能動的に情報を見ているからです。
本能的に広告は無視するようになっています。
これを理解したうえで戦略を実行しないと効果はでないんですね。
◇キャッチコピーが超重要!
「ターゲットを絞った訴求」が非常に効果的です。
不特定多数に訴求したほうがパイが広いので有利と考えがちですが、ネット広告はそもそもむしされるので、募集広告のように「〇〇なあなたへ!」とターゲットを絞って訴求することで、クリック率が劇的に上がります。
しかもコンバージョン率も同時に上がる傾向があります。
ターゲットが絞り込まれて一定の興味のあるユーザーにクリックされるため、自然とコンバージョンも上がるということです。
◇広告ではなく、コンテンツの一部になれ!
また、”広告”は無視されると言いましたが、これを逆手にとって出稿する媒体になじんだ広告にすることで、クリック率は劇的に上がります。
もちろん審査があるので、程度はありますが、媒体の内容やタイトル、画像になじんだものにすることで、広告感が無くなり、媒体のコンテンツの一部という見え方になるのでついクリックしてしまうんですね。
他にも様々なテクニックがありますが、このようにネット広告のユーザーの行動原理を知ることで、広告の精度は格段に違ったものになります。
より本質的な運用ができるように売る立場以外の視点を持つことが重要です。
しかし、広告を出稿する側は得てして必死に商品開発や商品の売りなど熱意を持って取り組んでいるからこそ、消費者が見えなくなりがちです。
そんな売る側の別の角度、別の目を持ったパートナーとして、お役に立てれば幸いです。