◇自社ページだと離脱する理由
多くの広告主が犯しがちなミスに広告から自社ページへ飛ばすというものがあります。
一見すると当たり前に思えるこの導線ですが、これは明確に間違いと言えます。
というのもユーザーは広告の商品(キャンペーン)に興味を持ったのであって、別の商品や会社に興味を持ったわけではないからです。
自社ページは広告とは関係のない商品カタログのようなページになっていることがほとんどです。
そんな冊子を見せられても、広告の”あの商品”のイメージとはズレてしまいます。
ユーザーはなんか違うなと思ったらすぐに離脱します。
10秒以内に90%が離脱するというデータもあるくらいです。
◇広告の導線は必ず専用のランディングページ(LP)にすること!
では、広告からどのページに繋げばいいかというと、
”専用のランディングページ”
俗にいうLPです。
広告のイメージに沿ったLPにつなぐことで、ユーザーは興味を持った対象のページということがわかるため、そのまま読む確立が格段に上がります。
また、LPから自社ページへ誘導する会社もありますが、これも上記と同様の理由でNGです。
LPからは申し込みかお問い合わせ以外はできない設計にします。
そもそもユーザーはクリックの回数毎に離脱していくことが分かっています。
そのため、わざわざ離脱を誘導する必要はありません。
LP内で目的の行動をしてもらうよう完結できる設計にしましょう。
もちろん、ただLPにすればいいということはなく、接続するための様々なポイントを踏まえてユーザーが離脱しないクリエイティブにする必要があります。
こういった細かい部分を積み重なることでクリック率、コンバージョン率(行動)に大きな差となっていくのです。