◇ネットが発達した現代で消費者はいきなりHPから買わない
WEBで失敗しがちな多くの企業は、初めて見ていきなり売れるHPを作ろうとしています。
でも今の消費者は賢く、ネットに慣れているので、商品を知ったり、買いたいと思ってもそのまま買いません。
そうです。知った後に、楽天やAmazonなど様々な大手通販サイトや価格.comなどの比較サイト、口コミサイト、まとめ記事などで比較検討してから買うんです。
そのため、認知や商品情報提供のためのページであればいいんですが、「購入」や「申し込み」させるためには、
・既に買おうと決めている状態で来てもらう
・本商品ではなく、サンプルやモニターとしてまずは使ってもらう(顧客情報取得)
のいずれかのアプローチをとる必要があります。
◇導線設計の重要性
ではまず「既に買うと決めている状態」ですが、この状態にするにはそれなりの導線設計が必要になります。
1つ例を挙げるとインフルエンサーの方に紹介してもらう方法。
※インフルエンサーの選定や紹介方法等いろいろな条件が嚙み合った前提でお話します。
インフルエンサーの方の紹介であれば、ファンの方がインフルエンサー自身に憧れや信頼があるのでそれだけで一定数の購入が見込めます。
「既に買うと決めている状態」というのは当たり前ですが、理想の状態なので、こういった施策や仕組みが必要なんですね。
次に「本商品ではなく、サンプルやモニターとしてまずは使ってもらう」について。
これはそもそも消費者側に比較検討する必要がない状態にするということです。
無料やモニターという明らかに消費者にメリットがある状態かつリスクがない(非常に低い)状態にして他のサイトで調べる必要性をなくしてあげることで自社のHPでそのまま買ってもらうということです。
本商品を最初から購入してもらうことをワンステップマーケティングといいますが、サンプルやモニターを経由して、そのあとに本商品を購入してもらうことをツーステップマーケティングといいます。
このツーステップマーケティングが結果的に非常に高い費用対効果を得る施策となるので、弊社ではツーステップマーケティングを前提にHP等の制作・設計を行います。